待ちに待ったソニーの最強ノイキャンシリーズのWH-1000シリーズの最新機、「WH-1000XM4」が発表されました!
そこで新機能として紹介された「Speak to Chat」機能。これはユーザの歌声にも反応してしまうの?についての検証結果を中心にまとめます。
目次
WH-1000XM4のSpeak to Chat機能とは?
WH-1000XM4のSpeak to Chat(スピーク トゥ チャット)とはヘッドホンを外したりボタンを押さなくても、自分が話始めるだけで自動で音楽を止めてくれる機能です。
Speak to Chat機能の仕組み簡単にまとめると、AIの力を借りてヘッドをしている人の声だけを、5つのマイクで認識。これにより、周りにいる人の声に反応せずに、自分の声だけでSpeak to Chat機能を有効にし、音楽を止めてくれます。
Speak to Chat機能は自分の歌声にも反応してしまう
いきなり残念なニュースです。とっても楽しみにしていたSpeak to Chat機能ですが、ヘッドホンをしている人の歌声や鼻歌にも反応してしまいました。
あらゆる声に反応するので、それがSpeak to Chatを有効にしようとしていない歌声にも反応してしまうのですね。
便利な機能だけにショックです。「スピーク トゥ チャット」がオンになっている場合、歌ってしまうと毎回音楽が止まると言うことになります。
低感度に設定しても反応してしまう
Speak to Chatの反応感度はSony Headphone Connectアプリで設定できます。
Speak to Chatの設定可能な感度は以下の通り
- 自動
- 高感度
- 低感度
ですが残念ながら全ての感度で歌声に反応してしまいました。
いろいろなシナリオで実験 反応しないのはどれか
では逆にどのように自分の楽しみを表現すれば、Speak to Chat機能は反応しないのか。試してみました。シナリオは以下の通り。
- 歌詞を歌う (複数の声のボリュームで)
- 鼻歌(ふふふーん)
- 口笛
- パパパパパ(「パ」だけを使ってハミング)
- せき
- 声を出したあくび
- ボイパ
- お笑い番組を観てて笑う
- 動画にリアクションしたとき
検証結果
シナリオ | 検証結果 |
---|---|
くしゃみ | 反応 |
歌詞を歌う (複数の声のボリュームで) | すぐに反応 |
鼻歌(ふふふーん) | すぐに反応 |
口笛 | 無反応 |
パパパパパ(「パ」だけを使ってハミング) | 4回目の高速「パ」で反応 |
せき | 無反応 |
声を出しながらのあくび | あくびの仕方によって反応 |
ボイパ | 無反応 |
お笑い番組を観てて笑う | すぐに反応 |
動画にリアクションしたとき | すぐに反応 |
実験した結果、「口笛であれば、どれだけ楽しさを表現してもSpeak to Chatによって音楽を停止される心配はない」との結論に達しました。
まとめ
WH-1000XM4に搭載された新機能、Speak to Chat(スピーク トゥ チャット)機能は自身の歌声にも反応する。
自身の楽しみは口笛で表現すればSpeak to Chatによって音楽を止められずにOK。
今後のアップデートで予め指定した単語などで反応してくれるようになれば最強ですが、歌声で反応してしまううちは、「Speak to Chat」機能をオフにしておこうと思った筆者でした。
装着感、使用感、質感、音質などはシンプルに言って「最高」です。Speak to Chatの現状は残念ですが、この機能なしでも買う価値はあります!現在予約付け付け中。発売日は9月4日の予定となっております。
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