どうもイギリスでサイバーセキュリティー関係の勉強をしているカズです。
9月から留学が始まる人、夏休み期間を利用して留学する人、学部留学の前に語学留学をする人など
いろんな方いると思います。
一人一人いろんな思いで来る事でしょう。
日本人留学生は必ずと言ってほどいます。今回は同じ日本人として、彼らとの付き合い方を考えてみたいと思います
目次
留学先での日本人との付き合い
留学前やその最中に必ず出て来る質問が「留学先の日本人とどう付き合うべきなのか」です。
私の専攻する学部では日本人やアジア人がいないため、必然的にイギリス人や日本以外の留学生との交流が多いです。
もちろん会話も英語になりますが、時々他の日本人も交えて会話をする機会があるのです。
そこで毎回と言ってもいいほど、新しく会う日本人から出て来る悩みが、「クラスに日本人が多すぎる」、「みんな授業中も授業後も日本語で喋っていて全然勉強できない」という悩みです。
なぜ同じ国同士の人が固まるのか
私なりになぜ同じ国同士の人が固まるのかを考えてみました。
そうなんです。「同じ国同士の人が固まる」と言いましたが、この現象は日本人に限ってあることではないのです。中国人などにも同じことが起きているのです。
第一の理由としては、寂しさや不安ではないでしょうか。
留学に行くということは今までの生活を捨てて、一からその国で全てを築き上げることです。一からその町のことを知り、いろんなお店にいき、人をしり、知り合いもゼロからスタートなことがほとんどです。
それに加えて母国語ではない言語が慣れないスピードで飛び交っている世界に飛び込むことなのです。
これは経験者として言いますが、かなりの不安とストレスになります。
そんな中、どこからか知っている言葉、楽しそうに話しているのが聞こえる。こんなことがあったら、人は安心感と仲間をまとめてそっちに言ってしまうのです。(実際、何ヶ国語かが飛び交っているソーシャルの場でなぜか日本語だけがある程度離れていても耳に入ってきますよね笑)
そしていつの間にかその輪とずっと一緒に行動しているのです。そして気づいたら留学中の90%は日本語を喋っていたという結果になるのです。
だからと言って日本人を避けろと言っているわけではない
これだけネガティブちっくなことを言っていますが、私は日本人を避けろと言っているわけではないのです。
実際に、留学中、日本人を避けまくって生活いていた人もいます。ですが皆精神的にうまくいかなかった様です。
私は日本人をあからさまに避けるといことはオススメしません。
なぜならむしろ日本人の知り合いがいることによるポジティブな面がたくさんあるのです。いくつか紹介したいと思います。
知り合いの知り合いも、知り合いになれる
もし現地で仲良くなった日本人がいるのなら、その日本人に知り合いを紹介してもらいしょう。
自分、知り合った日本人、知り合った日本人の友人たちと一緒に行動できれば、一気に英語に触れ合う時間を増やすことができます。
受身だけではダメなので、自分の知り合いと一緒にその日本人を誘って出かけるのもいいでしょう。
もし内気で知らない人に声をかけずらいのであれば、助け合いで知り合いを増やしましょう。
日本人を避けることをやめたその日から自然と現地での友達がたくさんできて、英語に触れる機会が増えた人もいます。
目標を持ってここまで来た同志でもある
イギリスに来て4年間、たくさんの日本人留学生とあって来ましたが、誰一人無理やりイギリスに来た人はいませんでした。
日本に帰って言った人達は皆、「はやく帰りたい」なんて言った人は一人か二人くらいですね。
日本にいて周りの98%が皆英語を勉強したい、海外に興味を持っている場所なんてそうそうありません。
しかし、留学先で会う日本人はほとんどその思いを持った人たちの集まりなんです。
いはば自分と同じ興味や目標を持っている人たちの集まりなんです。
そんな同志をなぜ避ける必要があるのでしょうか。
人によっては緊張なく話せるのでは?
留学生がもつ悩みの中に、
英語力がなさすぎてネイティブスピーカーに話せない、ななせても英語力が高すぎてどれだけボロボロでも予想してくれて答えてくれる。
予想してくれるから、全然間違ったところを指摘してくれない
というのがあります。
これは日本人でなくてもいいのですが、同じ英語を勉強している人と会話した場合、ある程度しっかりした文法出ない場合話の内容をわかってくれないことがあるのです。
なので内容と文法をしっかりと伝えられる様になりたい場合、同じ英語を勉強ている者同士の方が勉強になります。
もし相手が自分のわからない単語を使っている場合も、申し訳なさゼロで質問できますよね。
日本人同士で英語をなはすということ
日本で日本人同士で英語を使って会話している人はみたことがありません。
が、日本人同士で英語を話すことについてよく耳にするのは
日本人同士なら日本語を使って会話すればいいじゃん?めんどくさい
日本人同士で英語を使って話しているのがダサい。意識高い系だ。
真面目。
などです。
こんなのは忘れましょう。日本にいる時だけの話です。
みんな高いお金を払って限られた時間で英語力を上げるために来ているのですから、日本人同士で英語を話すことになんら問題はありません。
最初は違和感があるかもしれませんが、なれるとそれが普通になります。
実際に私も、かなりの数の日本人に英語で話しかけています。そして皆口を揃えていうのが
英語コースに日本人がたくさんいるのは構わないけれど、みんな日本語で話していてあまり好きじゃない
です。彼らにずっと英語で話しているので、ソーシャルで見かけると率先して挨拶をしに来てくれます。
そしてある程度英語で話してから毎回「日本語で話した方がいい?」や「英語より日本語の方がいい?」とを相手にしています。
彼らは口を揃えて、「いや、そのまま英語で話してくれ、勉強になるから」というのです。
何が言いたいかというと、今現在留学先で日本語で話している人も実は英語で話したいけど、申し訳なさで日本語を話しているかもしれないのです。
もしあなたが英語で話したいのなら、その思いを打ち明けてみましょう。相手も同じことを思っているかもしれません。
さいごに
以上、「留学先での日本人との付き合い方」でした。留学生なら一度は通る問題ですよね。
繰り返しますが、私は留学先で日本人を避けることはオススメしません。彼らは同じ目標や同じ思いで海外に飛び出した同士たちなのです。
よく中学校などで学業や体育祭で切磋琢磨しようなんて先生に言われましたが、留学先でも同じことだと思います。
思い切って日本人に英語で話してみましょう!自分の留学生活の結果を決めるのは自分自身の生活や行動ですよ。