イギリスに留学にきてはや4年が経ちました。リーズ大学にはたくさんのサークルがありその中にはJapanesesocietyなるものがあるのです。
そこには日本からの留学生や日本の文化に興味を持った人、それからリーズ大学で日本語を専攻している学生さんたちもたくさん集まります。
そこでとても嬉しいことに、友達や初対面の日本人留学生たちに「英語はどうやって勉強したの?」、「全然英語力が上がった気がしないんだけど」と行った質問をよく受けるようになりました。
このような疑問を持っている方々がたくさんいることに気づいたので、その方たちのアドバイスまではいきませんが、私なりの考えと実際にやった勉強方法を紹介したいと思います。
目次
英語力を上達させるのに意識しすぎ?
留学に行く前に英語力アップという目標を立てるのはとても大切なことだと思います。短い期間しか来れなかったり、長い期間の留学生活を無駄な時間にする確率が減るとも思います。
そして最初のうちはそのはっきりとした目標が原動力となり全てのことにやる気を持って挑めます。勉強、友達や現地人とのふれあいなどに楽しく参加できますよね。
しかし留学の最中、現地人との会話の後、課題の最中やレクチャーなどで聞き取れなかったり分からない英語が出てきた場合に「私もまだまだだな」と思い始めるのです。毎回。
留学して最初のうちにこれを思っても「もっと勉強しよう」とモチベーションをあげることができるでしょう。ですが留学生活が始まって半分以上経過してくると、小さな出来事がとてもストレスに感じてきてしまうのです。
そこで言ってしまうのが
- 「どうしよう。留学しても英語力が全然上がった気がしないんだけど」
- 「留学して半年したけどあまり変わらない気がする」
- 「きても来なくても変わらなかったかもしれない」
です。
あちゃー。ポジティブに働いてた目標が自分をネガティヴにしている…
私なりの解決策
ずっと毎日見ているものが少しすづつ変わってきても、人は以外に変化に気づけないものです。弟の成長やテレビでよくやっている一つの写真の一部がどんどん変わっていく問題のように。
数字にはっきり出る身長ならまだしも、言葉の能力は数字にしにくいのでなおさらです。
そういう時は、一度目標や視点を変えて見てください。
例えば学部留学や英語の授業以外にある分野の授業を取っている場合、その学科でいい点、いい成績を取ることを目標とすることです。英語以外の授業鳩ていない人の場合、現地の知り合いを増やすなどでもいいです。
一回英語力に関する目標は置いておいてください。そして留学先でやっていることで新たの目標をみつけて、その目標に向かって頑張ってみるのです。
どの目標を選んでも、英語を使うことは避けられないはずです。例えばいい成績を取ることに集中した場合、英語そのものではなくその分野が知りたいので、自ずとわからない単語をストレスがない方法で調べて行くことになります。
友達をたくさん作るという目標の場合、その友達が話していることで分からないことがあれば聞きましょう。ほとんどの人は快く簡単な英語で教えてくれるはずです。そしてたくさんの友達を作るという目標のもとにやっているのでこの(分からないことは質問)プロセスがバンバン知らないうちに繰り返されるでしょう。
そしてある日突然、その新しい目標に向かって頑張っているときに付くのです。
- 友達の話していることについて思わず笑ってしまったとき。
- 偶然会った友達とスラスラ会話ができたとき
- 友達が自分の言ったことで笑ってくれたとき
- レクチャーで先生が言っていることがスラスラと聞き取れるようになったとき。
- いい成績が取れたとき
このような小さい出来事である日自分の英語力に気付かされます。「いつの間にか考えなくても分かるようになっていた。」
これまでに試したこと
人それぞれ好みの方法は違うと思います。人それぞれやり易い、やり難いがあるのも分かっているのでここでは私がここ数年やてってきたことを載せたいと思います。
洋楽大好き
私は洋楽が好きです。カラオケはリーズにはありますが高いので正直行ったことはないです。
ですが口パクでも歌いたい気持ちはあるので、よく歌詞を見て口パクで、頭の中で歌っていたりします。歌詞を見ていると必ずわからない単語が出てきますので、あまり深いことは考えずにい意味を調べたりしています。
だって、意味もわからない単語を言っていてもしもあまり良い意味の単語ではなかったら恥ずかしいし…
英語でググる
同じ検索でも、英語で検索するのと日本語で検索するのとでは、インターネットで引っかかる情報の量が違います。
もちろんアカデミックな内容は理解するのはとても難しいですが、一度自分が興味あること(歌手、旅行先、ゲーム・攻略法、商品レビュー)を英語で調べて見てはどうでしょう
How to be good at pool
自分はビリヤードに興味が有ったのでこんな感じに調べてました。シンプルで大丈夫です。単語を並べるだけでも情報は出てきます。
Bowling techniques
みたいにね。笑
YouTubeも英語で!
好きなことに関する動画も英語で探せば大量に出てきます。海外YouTuberたちもすごく面白いし、そのことについて本気な人たちがかなりいるのでかなりディープに知識が広がります。
Google翻訳は最後!
これはとても大切ですね。まずGoogle翻訳はとてつもなく便利です。自分でもイタリア語を勉強しているので結構オセ派になってます。
ですが、英語をにほんごに翻訳しても分かる通り、正確性に欠けます。
わからない単語はまず英語で探して見ましょう。
Discombobulated definition
のように、わからない単語+definition と入力するだけで意味と類義語が出てきます。その中から知っている単語を見つけ出し、意味をリンクさせましょう。ちなみに上の単語の意味は… 一回この方法で調べて見てください。
これを繰り返すことで、同じ意味でも違う言い方がたくさんできるようになり、語彙力が増えます。
さらに、英語を話す/書くときに一度日本語で考えるという行為を減らすことにもつながります。完全に日本語で一度考えなくなるまでには少し時間がかかると思いますが、言葉が出てくるまでの時間は凄まじく短くなります。
終わりに
誰しもは「留学しても英語力が上がった気がしない」と思うことがありますが、あまり気にすることでもないと思います。それに対しての自分なりの考え方や、自分が実際に行った、いや、行っていることごとを紹介させていただきました。
全員が全員留学できることではないので、全力でものにしましょう!